お腹痩せを目指す方に向け、腹部がポッコリしてしまう原因と、スッキリさせるための効果的なトレーニングや食事法をご指導しています。要因となる姿勢や体の使い方の癖、女性に多いリブフレア(肋骨が開いた状態)や呼吸の問題、インナーマッスルの低下などは、正しいアプローチを行うことで、体重が変わらなくても見た目に変化が現れることがあります。
ポイントを抑え、理想の体型を目指しましょう。
まず覚えていただきたいのは、誰でも腹筋は持っているということです。問題は腹部周辺に蓄積された皮下脂肪です。この脂肪を減らすことが、お腹周りをすっきり見せるための鍵となります。そのためには、週2~3回の筋力トレーニングと適度な有酸素運動の組み合わせが非常に効果的です。(ストレスが無い除脂肪)これによりストレスなく脂肪を減らすことができます。
筋トレは最低でも30分行い、特に下半身の運動に力を入れると、消費カロリーを効果的に稼げます。有酸素運動については、無理に走る必要はありません。1日に1万歩を目安に歩く習慣をつけましょう。スマホの歩数計やスマートウォッチを活用して、毎日少しずつでも続けることが大切です。特にデスクワークやリモートワークをしている方は、帰りに一駅前で降りて歩くなど、日常生活に工夫を取り入れることで脂肪を効率よく減らすことができます。
お腹の脂肪を落とすためには、食生活の見直しが不可欠です。しかし、どの食材や食べ方が誰にでも効果的とは一概に言えません。なぜなら、体は個々の消化・分解・合成・吸収の仕組みが異なるためです。しかし、体質に合わせた対策は可能です。例えば、糖尿病の家系の方は、炭水化物の摂取を控え、脂質やタンパク質を重視したダイエットが効果的です。逆に、脂質で太りやすい方は、糖質とタンパク質をバランスよく摂取することが有効です。
体質に合わせた食事の選び方を知るには、遺伝子検査を活用するのも一つの手です。オススメの食材をいくつかご紹介します。
トレーニングの3時間前には、炭水化物(人のガソリン)を摂ることが基本です。これは、運動中のエネルギー源となり、トレーニングのパフォーマンスに大きく影響します。ガソリンが無いと走れないように、人も炭水化物からカラダを動かすエネルギーを作って動けるようになります。
カルシウムとマグネシウムも重要な栄養素です。これらは筋肉の収縮や伸縮をサポートし、トレーニング時に効果的な筋肉の動きを引き出します。トレーニング中に鍛えたい部位の動きや感覚が鈍いと上手く脳みそが筋肉へ指令を送ることが難しくなります。マグネシウムはわかめ・あおさを味噌汁で朝ご飯に。カルシウムは木綿豆腐や焼き豆腐に豊富です。難しければサプリで補いましょう。
また、タンパク質の摂取も重要です。人の体の約20%はタンパク質でできているため、運動しない人でも体重×1g、運動する人は体重×1.75gのタンパク質を目安に摂取することが推奨されます。一度に30g以上のタンパク質を摂取するのは、日本人の肝機能にとって負担がかかるため避けたほうが良いです。
ジムでは、お客様の目的に合わせて食事アドバイスを行っています。強制は一切なく、あくまで個々の体質や生活スタイルに合わせた提案を行います。重要なのは、食べたものがしっかりと体に吸収され、効果を発揮しているかどうかです。消化が苦手な方には消化酵素を含む食材や漢方を、吸収が悪い方にはサプリメントなどでサポートする方法も提案しています。
数千人以上の方々に食事指導をしてきた経験がありますので、ぜひ安心してお任せください。
①その場で足幅を肩幅まで開き、つま先は30度~40度で立ちます。
②お尻は程よく後ろに出すようにしゃがみ込み、軽く膝が前に出ることも許容します。
③しゃがむ深さに問題(可動域制限)なければ、床と太ももが平行になるほどまでしゃがみます。
ポイントは、床と太ももが平行までしゃがんだ時、背中とすねが横から見て平行になると良い姿勢です。
感覚は、太もも・お尻が程よくきつくなる感覚が良いです。
①その場で足幅を肩幅まで開き、つま先は30度~40度で立ちます。
②お尻は程よく後ろに出すようにしゃがみ込み、軽く膝が前に出ることも許容します。
③しゃがむ深さに問題(可動域制限)なければ、床と太ももが平行になるほどまでしゃがみます。
④床と太ももが平行までしゃがめたら、5秒キープしてから立ち上がります。
ポイントはしゃがみこみ、5秒キープする時に猫背や膝が内側に入らないようにします。
感覚は、太もも・お尻が程よくきつくなる感覚が良いです。
①ある程度直線の距離を確保し、左右交互に足を大きく踏み出して歩きます。
②前に出した足と、後ろ足は90度になるようにしゃがみ、前あしはつま先を踏みすぎないように注意です。
③ある程度直進したら、来た道を戻るように往復で繰り返します。
ポイントは、踏み出した足の膝は前に出しすぎず、つま先体重にならないのがコツです。
感覚は、踏み出した足のお尻・太ももに感覚があると良いです。
①体育座りで腰に空気の入った柔らかいボールを挟めます。
②手は前ならえで、お腹に力を感じながらゆっくり後ろに倒れます。
③上体を下ろすときは息を吐きながらおろし、吸いながら戻ってきます。
ポイントは息を吐き切ることがお腹のくびれ(肋骨を閉める)を作るコツです。
感覚は、お腹の筋肉を感じられると良いです。
①四つ這いの状態で手は肩の真下、足をまっすぐ後ろに伸ばし上体を浮かせます。
②後頭部、胸椎、お尻を横から見て一直線にします。
ポイントは、頭や腰を下げないようにすることがコツです。
感覚は、肩甲骨まわりやお腹が程よく使えていると良いです。